「金持ち父さん貧乏父さん」ロバート・キヨサキ

金持ち父さん

書店のビジネス書売り場でこの本を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

「金持ち父さん貧乏父さん」は、ハワイで生まれ育った日系4世のアメリカ人のロバート・キヨサキ氏が書いた本で、日本では2000年に発売され、ベストセラーになりました。

シリーズは全部で26作にもなり、累計発行部数は全世界で2600万部以上にもなります。

Amazonのランキングでも常に上位にあって、発売から18年経っても多くの方に読まれていることが分かりますね。
私も書店員だったころは常に切らさないようにしていたほど、よく売れていたタイトルです。

実はこの「金持ち父さん貧乏父さん」は、マルチ商法をすすめていると言われることがあるようです。

その理由としては、著者のロバート・キヨサキ氏がネットワークビジネスを推奨しているからなんですね。

ネットワークビジネスは、日本では残念ながら悪いイメージがついてしまっていますが、きちんと法律にも基づいた合法のビジネスモデルです。

世界ではとても優れたビジネスとして認められていて、成功者もたくさんいます。

また、ロバート・キヨサキ氏がネットワークビジネスをすすめるのは、単にお金を稼げるからだけではありません。

ネットワークビジネスに取り組むことで、対人スキルや交渉術、集客スキル、人をまとめるリーダースキルだけでなく、ビジネスオーナーになる価値観までも身につけることが出来るからだそうです。

これらのビジネススキルを、コストをかけることなく勉強できるから、ネットワークビジネスをすすめているのです。

どんな商売を始める場合でも、これらのスキルは必要不可欠です。

ビジネスで成功するために必要なスキルを学ぶことが出来るからこそ、ネットワークビジネスで勉強しなさい、ということなんですね。

つまり、「金持ち父さん貧乏父さん」はネットワークビジネスに勧誘する本ではなく、ビジネスで成功するためのマインドについて書かれている本なのです。

画像の説明

ロバート・キヨサキ氏自身は、はじめは一般企業に入社しますが、その後に会社を設立。
ナイロンとベルクロを使用したサーファー用財布が爆発的に売れて、億万長者の仲間入りを果たしたそうです。
それからもビジネスと投資について教える教育企業や、キャッシュフローゲームを販売する会社など、いくつもの会社をつくっています。

間違いなく世界でも成功している方ですし、たくさんの人がバイブルにしている本なので、是非一度は読んでおきたいですね。